1135)袋入れるための袋を作ってみたって話

日々の業務

まいどです。

清水です。ハロニチワ。

さっき有田さんと電話で話してるときに「今日は有田さんの会社って何とかフライデーですか?」って尋ねたところ、「そんなわけないじゃん」って一蹴されました。

逆に今度は有田さんが「御社はプレミアムフライデーですか?」って聞いてきたもんですから、ボクは「うちはアレですよ。プレミアムウィークです」って回答致しました。

はぁ〜。毎日が日曜日だったらいいのに。

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さて、大量に準備したお買上げアイテムを入れるための袋類ですが、実際イベントで使用することになると多少煩雑ではございます。

というわけで「イベント会場で使用するための袋」入れ袋を作ってみることに。

裏地付のマチ付袋を作るのは久しぶりですねぇ(←ここ重要)。

まずはいつものように簡単な設計図を描いて、

 

んで裁断。

 

多少の重さも考慮して、メインはデニム仕様です。

このままデニムだと少し殺風景なので面白みがありません。

キノコ系のプリントでもするかなぁって思いましたが、ここで再考察。

もしここでファンタスティックカルメンっぽいプリントをしてしまうと、完全にファンカル専用になってしまいます。

そうなるとですね、きっと「私はこんなんイヤ」だの、「イメージが違う」だの、「どうせなら●●みたいな方が良い」だの、せっかく制作したものに対してちゃちゃが入るに決まってます。

なので、

軍団仕様に!
 

そうなのです。

最初から清水屋軍団仕様にしておけば、例え何か苦情が出たとしても「うちのなんだから別にいいじゃん」と言い張れるわけですねぇ。

転ばぬ先の何とやらで、大きな対人衝突予測を回避し、お互いストレスなく制作できる環境を作る、そういう細かい配慮が必要です。

で、昨日はプリントして終了。一晩乾燥させて、本日は朝から縫製です。

ただ、どうせ軍団仕様にするんだったらもう少しカラーを出したいところです。

ってことで、せっかくなんで裏地も準備。

 

ポケットの裏側に来る箇所なんで実際にはほぼ見えないんですけど、こういうこだわりが重要なのです。

そして裏地を縫い付けたポケットをボディに付けます。

 

最初の設計図では「大きなポケット」と「小さなポケット」は別面でしたが、同じ面にしたほうが便利なので変更しました(あの設計図からだとわからないと思うけど)。

で、ボディのおもて面とうら面を縫い合わせて、

 

折り曲げて左右を縫って、さらにマチを作っていきます。

 

・・・あれ?こんな作り方だっけかなぁ?

久しぶりなんで全然覚えてないけど・・・・ま、いっか。

そして最後になかおもてを返して・・・・

ぎゃー、やっぱり間違えてた!

なかおもてを返したら上下が逆になった!

そうなんです。

「メインのおもて面とうら面は別々で作って最後にくっつける」ってのがボクが今までやってた作り方だったのに最初にくっつけちゃってたんですよねぇ。

つまり、3工程ほど逆戻り!

・・・心が折れそうです(なんか最近、そんなんばっか)。

プリントまでして、ポケットの裏地まで付けたのにここで諦めるわけにもいきません。

しょうがないのでリッパーで全ての縫い目を切り取ってメインのおもて面とうら面を分け、再度縫い直します。

 

ただ、うら面はリッパー使ってる時に破れちゃったので、新しい生地(ついでに別の生地)を裁断。

 

まったくもって2、3時間のロスでございます。

ドキドキしながらもその後は問題なく進んで完成。

 

全然見えないけど、ポケットの裏地もちゃんと存在してます。

 

今回は残ってた適当な端切れを使いましたが、そのうち自分好みの生地とかを使う時が来るのかもしれませんねぇ。

で、実際に袋類を入れてみるとこんな感じ。

 

おぉ〜。

良い。非常に良い。

通常はこのように、S字を使ってテーブルの脚に引っかけるのですが、

 

オプションの紐を使うと、なんと肩から掛けることができるんですよぉ〜(通販の説明風)。

 

つまり、出展中、常にこれを肩から掛けておけば、いつ何時でもお買上げのお客さまに対応できるわけです。すごいですねぇ。

いや、てかコレ、商品化してもいいんじゃないですかねぇ。普通に使えそうだし(「袋入れバッグ」とかだと売れなさそうだけど)。

なんか考えよ。

まぁ、そんなところ。

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