新刊書紹介『チベット絵画の歴史』

デイヴィッドジャクソン『チベット絵画の歴史(A History of Tibetan Painting)』平河出版社、B5版375頁

ハーンの長年の友人でハンブルグ大学のデイヴィッドジャクソン博士の著書『チベット絵画の歴史』(A History of Tibetan Painting)が翻訳され出版されています。訳者はこのウルスのサイトでもお馴染みタンカ絵師の瀬戸敦朗さん、同じくタンカ絵師の田上操さん、その他です。

チベット絵画の歴史

チベット絵画の本は、いままで「何が描かれているのか、どんなほとけさんか」という事ばかりが議論されてきましたが、それってちょっと片寄っていますよね。

この本のテーマは「誰が描いたのか、どんな流儀で描いたのか」というのがテーマです。歴史に名を残す名人のことがはじめて明らかにされた本です。

とにかくいままで目にしたことのない情報がいっぱい盛り込まれた本なので、一度本屋さんで手に取って眺めて下さい。

・・・・ちょっと高いですねぇ。

尚、この本は日本図書館協会の推薦図書に選定されています。

チベット絵画の歴史」はアマゾンで販売しています。
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