新刊書紹介『僕は日本でたったひとりのチベット医になった』、『心の安らぎに出合える仏教の教え』

肩のこらない、けどじんわりと暖かくなる読後感の本2冊をご紹介します。

小川康著『僕は日本でたったひとりのチベット医になった ヒマラヤの薬草が教えてくれたこと』径書房(ISBN978-4-7705-0210-0) ¥1,995
僕は日本でたったひとりのチベット医になった

ひとつは、ハーンもダラムサラに行く度にルンタレストランで長話しをしてしまうチベット医の小川康さんが、メンツィカン(チベット医学学校)での長年の勉学の日々を綴った本『僕は日本でたったひとりのチベット医になった』です。

伝統的な勉強方法を昔のスタイルのまま修行するのはけっこう大変なことなのですが、小川さんはそれをやってのけました。

この本はやがて志を持った次世代の人のバイブル的存在になるでしょう。

長田幸康著『心の安らぎに出合える仏教の教え』双葉社(ISBN978-4-575-30365-0) ¥1,470
心の安らぎに出合える仏教の教え

もう一冊は、尊敬するチベット屋さん長田幸康さんの新刊『心の安らぎに出会える仏教の教え』です。

私が長田さんと出会う度に感じるのは、長田さんが若いころから一貫してとってきたスタンスの確かさです。いつも「いちから」スタートするのですが、これは実は達人でないとできません。

今回の本もハーンは本の帯に書いてあるキャッチに心底感心しました。

チベットを通じて仏教に縁を結ぼうとしているみなさん、ぜひこの本を読んでみて下さい。

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