山本幸子著『チベットひとり旅』法蔵館/2017年1月20日刊/ISBN978-4-8318-6235-8/(1,800円税別)
ウルスの集まりにもいつも顔を出していただいていた山本さんが旅行エッセイを出版されました。
ダラムサラを含めチベット文化圏を広く歩き回った旅行記ですが、もともと山本さんは詩や文筆の世界では有名な人ですからその筆致は非常に巧みで引き込まれてしまいます。
帯に書いてあるコピー「どうせなら、チベットへ行ってから死ぬほうがいい」という文章は印象的ですが、ハーンもそう思います。
あの圧倒的な自然を前にして自分の小ささを実感することは人生に豊かさをもたらすと思います。
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