49）またもやこの業界関係の人たちと飲んだ話

先日作ったグラメット（グラフィティキャットのヘルメット by 大ちゃん命名）、先ほど初出動してまいりました。一応通行人の目線を気にしながら走っておりましたが、残念ながら誰一人としてヘルメットに目が向くことなく初出動は終わり。悲しい気持ちでいっぱいの清水です。ハロニチワ。

というわけで昨日の話。

ある日妹が、お世話になってるアパレル業界のＭさん（参照；「42）初めてこういう業界の人に会った話」）に

「今度、うちの展示会が心斎橋でやるんやけど、終わってから話するし、おいで。」

とお誘いを受け、ついでにボクも便乗してお話を聞きにいってまいりました。

実はボクらの業務も縫製段階に移ろうとしております。

縫製工場の候補としては、先日までの検討段階で「My Factory」という会社が挙がっておりましたが、（1）工場は近場の方がいいのでは？（2）何らかの繋がりがある方がいいのでは？という意見を与して、妹のツテのツテのような関係の縫製工場を選ぼうかと考えております。

6月22日、妹と大ちゃんがこの縫製工場に直接話を伺いに行きました。

妹の話を聞きますと、まぁ、いわゆる「気の良いおっちゃん」的な町工場の方のようで、次はボクも一緒に行って話を詰めてくることになっております。

で、急ながらも当然「詰める」段階ですので、色々と聞いとかなきゃいけないことってあると思うんですよ。ボクはこういう業界での常識を知らないので、そういう根本的なところでの工場側との行き違いをなくすため、今回、Ｍさんに会って少しでもお話を聞くってのがボクの目的です。

というわけで、昨日の夕方、展示会場の心斎橋へ行き、展示会もそこそこに居酒屋へ移動。

Ｍさんの配慮か、この居酒屋には業界関係者が何名か集って下さり、妹・大ちゃん・清水を含めた計8人の飲み会になったわけです。

しかし、その集ったメンバーがすごいわけですよ。

◆超大手ブランドの元デザイナー、

◆全国に直営店20店舗以上、取扱店80店以上を数える大手子供服ブランドの営業マネージャーと取締役部長、

◆これまた超有名なファッションデザイン専門学校の広報課長、

◆そして、彼らに言わせると「業界の生き字引」的な存在の有名ブランドディレクターＭさん

・・・・もうね、メンバーの肩書きを聞いただけで、清水はお腹一杯になっちゃいましたョ。

※実際には、しゃべってばかりでしたので、さほど食べることができずお腹一杯にはなりませんでした（お酒でタプンタプンにはなった）。

まぁ、ホントにためになる話をたくさん聞けましたので、それは後日、いかにも自分が知ってるかのような形でブログに登場させます。

とりあえず一つだけ。

今までは「どうやったらブランドの知名度が上がるか？」を考えて「グラフィティキャット」という銘を売ろうとしてきました。妹の絵とブランドの名前の一人歩きってのを中心に置いてたわけです。

それも間違いではないと思いますが、これからはもっと「妹を売る」ってトコにも力を入れたいと思います。

この生き字引のＭさんなんかは、すごい妹を買ってくれてるんですよ。感性がすごいとか、センスがあるとか、わかってるとか・・・。妹と一緒に仕事をしたことのないボクには気が付かないところを見てるんだと思います。

妹を買ってくれるＭさんのような方がまだまだたくさんいるかと思います。そういう「妹の絵のファン」ではなく「妹のファン」をきっちりと囲い込むことがボクの仕事だと思いますので、今後は徹底してそのへんのことも考えていきたいと思います。

ちなみにＭさんに、「縫製工場の人にはどういう点をお伺いしとけば良いか？」ってことをお尋ねしたんですけど、「まぁ、じゃ、一緒に行ってあげるよ。」という、何とも恐れ多い回答が気さくに返ってきました、・・・・コレ一つ取っても、Ｍさんが妹をどれほど買ってくれてるかってのがわかりますねぇ。

今日は少しマジメな話でしたが、まぁ、そんなとこ。