11月に入り、ここ数日で突然寒くなってまいりました。例年通り、空調の効かない事務所で仕事をしているため、電気座布団が必須となっている清水です。ハロニチワ。
先週末、試しにニットの帽子を被って仕事してみたんですが、これがなかなか暖かい!でも時間が経つにつれて、ちょっとイヤな気分になってきます。
さて、先日ご紹介しました新アイテムの木製レトロ風ミニ看板。先日のアレは妹が作ってましたが、以後は清水が作ることになります。ステンシルなので、作業内容としてはそれほど難しくありません(かなりの手間と時間はかかりますが)。
別に何かあるわけではなく、妹の負担を軽くしてやろうという兄心、泣けるねぇ。
というわけで今回は、その看板制作の作業風景をみなさんにも見て頂こうかと思います。コンセプトは「これであなたも木製レトロ風ミニ看板マスターだ!」って感じで。
まずは元となる端材を準備します。
ホームセンターとかで30円前後で端材が売ってるので(工作室とかで作業後に余ったやつかな)そういうのを利用したり、自分ちのいらなくなった板を使ってみます。
そして、適当な色で塗ってみます。
両面塗っておいたほうが良いかもめ。
まぁ、並べるとこんな感じ。
こんな感じで汚れちゃうこともありますが、そんなに気にしない。
んで、イラレを使って、実寸サイズでデザインを起こしてみます。
大きさという制限があるため、この言葉選びに結構時間かかります。普段から書きたいことをメモしておきましょう。
そして、色を付ける部分を黒にして、色を塗らない部分(木に塗ってる色を見せる部分)を白にしてプリントアウトします。
色を付ける部分は、黒よりもグレー(K40〜50%)くらいのほうがいいですねぇ。インク節約にもなるし、切り残しの際にすぐに分かるので(黒だと、切り残しなのか、陰なのかすぐに判断つかないときがあるので)
そしてザクザク切っていきます。
切ったら裏にスプレー糊を吹きかけて、各板に貼り付けます。
実はこの糊加減、かなーり難しくて、しっかり塗ったほうがいいんですけど、塗りすぎるとこれまた困る結果になりますので、そのへんは適当にやってみましょう。
貼り終わったらしばらく乾かします。
糊が乾いたら、黒の部分をデザインナイフで切る!
切る!
切る!
この作業が一番時間かかるね。
ちなみに清水が使用してるのは、プラモデルで使うタミヤのデザインナイフ。曲線部分が多い場合には、首の回るタイプを使用しましょう。
各看板の黒部分を切ることができたら、切った部分を剥(は)がしていきます。
ここで紙を剥がす際、スプレー糊を塗りすぎていると、糊が板に残ってて結構剥がしにくいです。
並べるとこんな感じ。
あとは、それぞれ指定された色で塗っていきます。
ここで、糊がしっかりくっついてないとはみ出てしまいます。
塗り終わったら、インクが乾くのを待って紙を剥がしていきます。
紙を剥がすとこんな感じ。
どうしてもインクがはみ出るとは思うので、はみ出たところはデザインナイフでシャシャシャッっと削ってしまいましょう。
そして最後の仕上げのエイジング。80番から160番くらいの紙ヤスリで、力一杯削ります。
木目が出るくらい削って構いません。また1箇所くらいダメージのキツイところを入れておくと、アクセントとしてかっこいいかと思います。
で、完成。こんな感じ。
そして、今回作ったやつを全て並べてみる。
ね!簡単でしょ!これであなたも、自宅で簡単に木製レトロ風ミニ看板を作ることができますね!
・・・・・はっ!待て!
つまり、うちの製品が売れなくなるのでは・・・・?ん?
日時 | 会場 | 主催とか |
---|---|---|
11月20日(木) | バンビオ広場JR長岡京駅前 | 青空個展市 |
11月22日(土) | 府立大学大学祭 | 青空個展市経由 |
12月6日(土)12月7日(日) | 須磨パティオ | 神戸「手づくり市」 |
12月13日(土) | サンシャインワーフ神戸 | 神戸「手づくり市」 |
※時間は大体AM10:00〜PM4:00くらい。
まぁ、そんなとこ。
コメント
てまかかってますね^^
海賊版作らなければw
■琥珀さん
そうなんですよ。結構手間かかるんですけどそんなに高くもできないので、まぁ、にぎやかし程度ですかねぇ。
海賊版というか、お店で使う用のOPEN CLOSE程度だったら、琥珀さんの場合だとカッティングシートを使って作ったほうが早いと思いますね。
あんたほんとすごいね〜
しかもなんか細かいし
うん、マメやね
あとは任せた!がんばっていっぱい作ってくれ(^0^)
■妹
いあいあ、プロの方からそういわれますと自信がつきますねぇ。
今日も少し作りかけてますが、だんだんと段取りがわかってまいりましたので、こうご期待。
あ、僕です。
僕の友人曰く釘とかで
引っかき傷とかつけたら
かっこいいらしいっす○
◆山本さん
いあいあ、ナイスなアイデアありがとうございます。
適度なダメージを簡単に与えるってことを考えると、確かに釘のような強力なものを使ってみるのがいいかもしれません。
早速実行させていただきまーっす。