先日のトホホな清水(拡張パック第3弾 製品発表会)-20071217

100人が見たら98人くらいは同じものを想像するだろうと思われる居酒屋「天狗」のしょう油のフタに感銘を受けた清水です。ハロニチワ。

どうでもいいけど、今日は長いですよ。しっかり時間つぶしに使ってください。

突然ですが、近年、「ブログマーケティング」という言葉がよく用いられます。

これは企業側からの言葉でして、個人的には結構広い意味を持つように思えますが、まぁ文字通り「ブログを介して行われるマーケティング」です。ここで言うブログというのは、企業が持ついわゆる「社長ブログ」のようなものではなく、一般ユーザのブログを指します。

Wikiでマーケティングの項目を見てみると「(マーケティングとは)企業などが行う活動のうち「顧客が真に求める商品・サービスを作り、届ける活動」全体を表す概念である」とあるように、顧客との接点が近い企業活動をマーケティングといいます。そしてこうしたマーケティングを、一般ユーザの持つブログ、すなわち企業にとっては顧客(潜在顧客を含む)を利用して行うことを「ブログマーケティング」というようです。

では具体的にブログマーケティングとは何かといいますと、ぶっちゃけ「ブログでものを売る仕組みを作る」ことだと百式の管理人さんは言ってます。

しかし現在は、アフィリエイトのような方法以外ではブログでものを売る仕組みがありません。そこで目指すべきは「ブランディング」ということになります。ブランディングとは「1人でも多くのおっかけを作ること(百式管理人「ブログマーケティングABC」、ベルサール原宿、2007年9月27日)」です。

今回行われたコーエーの「拡張パック第3弾 製品発表会」で、サイトやブログ所持ユーザの優先枠を30名取ったっていうのも、こういう意図が何かしらあったんだと思います。

というわけで行ってきましたよ。製品発表会。当たるような気はしてたんですけど、ホントに当選するとは・・・。

京都から片道約2時間半、せっかく当選したんですから勉強という意味で、拡張パックの中味よりも「ブログマーケティング」という視点でイベントに参加してまいりました。今日はそのへんも含めた感想などでも。

京都11時46分発の新幹線に乗り込み品川へ移動。当日はカルとあやきに見送られながらの出発です。「遊びに行くんじゃないですよ。あくまで勉強だよ。」と自分自身にも言い聞かせて出発。

新幹線内は結構混み混み状態。隣の席の人は「ラーメン大好き小池さん」と「富井副部長」を足したような人。ずっと競馬新聞を片手にメモとって(しかも、お土産の紙袋にメモしてた)携帯で送ってって作業をしてました。

そんなどうでもいい話はさておいて、あっという間に品川到着。今年2回目ということもあり、ふふふ、東京なんて怖くないぜ!肩で風をきって混雑した山の手線に乗り込み、しばらくすると会場の恵比寿ガーデンなんちゃらに到着です。・・・ってか、

ひろ!

例によって初めての場所ですので、「恵比寿ガーデンって言葉を覚えとけば着くだろう」って思ってたんですが、なんか建物がたくさんあるんですねぇ。ここは。

駅からの歩くエスカレーターみたいなのが終わった場所にインフォメーションがあったので、案内の女の子に「今日ここでコーエーの商品発表会があるらしいんですが(恥ずかしかったので「信on」って言葉は出さなかった)どこですか?」と聞くも、ファイルをパラパラめくって「ちょっとこちらには予定が入ってきてませんねぇ。」とのこと。

「(地図を指しながら)プレス発表はよくこの場所で行われてるので、一度そちらへ行ってみてはいかがでしょうか?」ということでしたので、とりあえずそちらに向かってみました。

まぁ、その教えてもらった場所もよくわからず、不安げに辺りを見回すと、ふむ・・・・・なんか周りには、このオシャレな場所には不似合いなそれっぽい人達が数名歩いておりました。その人たちをみて「この人達は、絶対そうだ!」と不思議な確信(イメージ的にはニュータイプの「ピキピキッ!」って感じ)。彼らについて行くと案の定、発表会会場でございました。

会場に着くと、入り口には10数名くらいすでにたむろしておりました。開場時間が少し遅れているようです。喫煙場所でも探そうかとそのへんをぶらぶらしてみましたが、さすがに東京。そんな場所が全然ありません。

泣く泣く戻ると、会場入り口はすでに長蛇の列。一番後ろに回って並んでおりますと、いきなり「しみさんですか?」と声をかけられました。そうです。豆千代さん登場です。

豆千代さんも当選しているのは聞いておりましたので、ミクシィ内で「会えたら会いましょうぜー」とアバウトな約束しておりました。ボクは豆千代さんの顔を知りませんでしたので、迷わず一発で会えてホントに良かったですねぇ。

こういう場所、知り合いがいるといないとでは楽しみ方が大違いです。2人で受け付けを済まし、「将星」と書かれた名札みたいなのをもらい、名前を記入して会場入り。

ひろ!(コピペ)

時間が来るとほとんど満席になってましたので、プレス入れると150人くらいいたんじゃないかな。

そんな感じで発表会スタートです。内容はいろんなとこで公開されているようですので、とりあえずサラっと説明します。

まずは松原シャチョさんの登場で挨拶。

今回の拡張パック第3弾、世間で噂されてますように「争覇の章」というタイトルです。テーマは「ドラマティック戦国物語」。戦国時代の中でストーリー性を重視して、ユーザにわかりやすい作りになったようです。

そういえばお話の中で応募総数が「10万通以上」ということをおっしゃってましたけど(聞き間違いかと思った)、ホントなのかなぁ。本当だとしたらボクとか豆千代さんは1000倍以上の確率で当選したってことですよねぇ。・・・・・宝くじのほうがよかったなぁ。

まぁ、そんな俗な話はさておき、内容です。

主な追加項目は(1)九州三国志(2)大決戦(3)中級者向けクエスト(4)戦国絵巻(5)上覧武術大会の5つです。他にも奥義とか、生産目録や技能目録の追加とか、それに合わせての技能枠拡張、戦闘状態の表示(よくわからん)、両替商拡張、知行レベル上限アップ、全職左手装備、潜在能力の追加、新グラ(顔、髪、アクセサリー、装備、旗指物、立物)って感じのようです。また和を重視した新グラも登場するようで、特に鍛冶屋については「これが鍛冶屋だ!」ってグラになるそうです。そりゃねぇ、さすがに半ズボンはきついです。

「九州三国志」、これは大名が実装されるんですけど、今までのように仕官できる大名ってわけではなく、クエストの一環というかフィールド型ダンジョンのようなものらしいです。どうでもいい話ですが、龍造寺隆信は熊に乗って、鉄の爪を装備して戦います。

九州を舞台に大友、島津、龍造寺が三つ巴で合戦して、なんかクリアして、高千穂って新ダンジョン行くって感じ。新ダンジョンでは2徒党協力プレイのようなものがあり、例えばA徒党で術準備バーをスルーしてしまうと、B徒党に強力な術がいっちゃうとか、なんか色々あるらしい。

「大決戦」、これも正直よくわかんないんですけど、週末の3時間程度行われる合戦の一種らしいです。普通の合戦も平行して行われる形。大決戦も普通の合戦と同じく、国力の増減に影響があるらしいです。

特徴としては、「武将が自発的に行動する」「NPC武将同士が戦闘」「プレイヤーの意志で予備兵力を投入」「両軍100人ずつの入場制限(超えると新しい戦場が開かれる)」等です。

他にも合戦の仕組みで面白いものが加算されてて、まずは新規武将システム。これは合戦で奪った土地の武将を自国の武将にできるというもの。例えば、上杉家が信濃を占領したとします。そうすると、その土地の武将として「真田昌幸」「村上義清」「加藤段蔵」を新規武将として獲得できるというものです。これに伴って新武将が400人以上追加されるらしいです。

つまりこれは、合戦場によって配置される武将が変わるってことなのかなぁ。ま、やってみないとわかりませんね。

次にうれしいのが合戦マップ実装!簡易のものではあるんですが、いいですねぇ。これは。

あ、でもこれはどうなんだろう?大決戦専用なのかな?普通の合戦にはないのかなぁ。ちょっとそのへんの説明はありませんでした。

そして外交システムの変更。「友好度の撤廃とお互いの意志による同盟締結」「相手の意志に関わらず侵攻が可能」「側衆筆頭と伝達板」ですねぇ。前者2つは、まぁ戦国時代らしいといえばそうなんですけど、なんか殺伐としそうで怖いです。最期の側衆筆頭はいわゆる国の代表みたいな感じで、伝達板ってのがそれ専用の掲示板のようなもの。つまり、代表は公式に認められる存在になったってことですな。

「中級者クエスト」、これは、隠れ里を出たプレイヤーに対しケアが足りてないんじゃないの?って意見から派生したものらしいです。いわばアフター隠れ里(って言ってた)。これをクリアしていくと、あら不思議、ベテランプレイヤーに追いつくらしいよ。

ついでに上級者向けクエを用意するとかしないとか言ってた。さらにその過程なのかな。武器が強力に進化していくとか言ってました。

「戦国絵巻」、待ってましたって感じですねぇ。こういう収集癖系というかコンプリート系は、ニッポンの人、絶対スキデスヨネー。

訪れた史跡、会話した武将、倒したN、そんなやつが履歴として記録されるらしいです。他の人のものを閲覧できるらしいし、ちょっと面白そう。

「上覧武術大会」、これは全鯖総合で行われる対人戦。毎月1回、2週間程度行われて、優秀者には天下一品がもらえるらしいです。

今後の予定としては、2008年1月にビジネスモデル(チケットがどうとかそういうやつ)、2月にテストワールド実装、3月にサービス開始とのことです。

そんな感じで第1部終了。少し休憩を挟んで第2部です。

とりあえず今日は寒いので、文字打ってる清水の指がかじかんできました。

ちなみにコレ↑は、休み時間に見せてもらった豆千代さんのメモ書き。ゴルゴの隣に描いているのが新キャラの島津義久。上手いなぁ。

で、2部は豪華景品の用意されたクイズ「信on」検定ってのからスタート。正直、清水ごときでは全然わかりませんでした。

その後、パネルディスカッション、クイズの表彰式と続き、発表会は終了。お土産にトートバッグ、Web Money、CHACHAの割引きチケットをいただきました。ありがとうございます!

というわけで清水の所感。

イベント的にはマニアックな盛り上がりもあり面白かったです。また開発ディレクターの渡辺さんて方のしゃべり方がさ、いかにも「台本読んでます」って感じでめちゃめちゃ面白かった。客の反応を予想した台本内容も入れてたんですけど、客反応無視して台本通り読んでる姿が大変かわいかったです。

ただし、パックの詳細内容に触れない、あるいは説明不足な感が否めませんでした。ま、時間的な都合を考えるとしょうがないような気もしますが、うーん・・・少し説明が下手だったかなぁ。簡単なレジメを用意しても良かったように思えます(製品発表会でそういうことをするのかどうかは知りませんが、ユーザを招いている以上、そういう対策は必要に思えました)。

またプレスの質疑応答で(来賓ユーザに対する質疑応答はなかった)、メディアクリエイトだったか何だかの記者の人が「苦労した点は?」という質問をしておりましたが、先の渡辺さんは少し困ったような感じでマルチプラットフォームということのみを挙げておられました。

実はこの質問、すごい良い質問なんですよねぇ。

サイトやブログを持ってる人を招いている以上、コーエー側はそうした人達からの情報発信を期待していると思います。そこで本来ならば、ボクが上記している拡張パックの内容だけでなく、普段聞けないような運営制作側の苦労話や知られていない話などを説明することで、「サイト所持ユーザからの内輪話の情報発信」→「ユーザからの信頼度や親近度の獲得」ってのを狙うべきだったと思います。

今後は、そういうブログマーケティング的な対策も考えた上でユーザを招いてみてはいかがでしょうか。

というわけで、この日の第2部、プチ飲み会。

ミクシィで「東京いぐぜー」というお話をしたところ、ちゅーさんと青木さんが「飲もうぜ」って言ってくれましたので急遽プチ忘年会を開催しました。もちろん、その場にいた豆千代さんも前もって確約取ってました(ちゅーさんが斎藤さんとじゃいあんさんもお誘いしてたようですが、所用で来れなかったらしいです)。

待ち合わせ場所は品川駅の中の丸善前。ボクが最終に乗り遅れないように新幹線の駅でって配慮からです。ありがとうございます。

豆千代さんと二人で待っていますと、ちゅーさん・青木さん共に「遅れる」の連絡。ついでにちゅーさんからは


今日の18時プレオープンらしいよ。

ってメール。・・・・こんな写真撮ってるから遅刻するんじゃぁー!

で、待ってる間、最近ちょくちょくココに登場してるゲドユダヤさんに豆千代さんが電話。発表会の最中に「ゲドは東京だし、呼んだら来るかもね」って豆千代さんがおっしゃってましたので、よし、呼び出しじゃ!ってことになりました。もちろん快く(知らんけど)参加表明。1時間ほどかけてこっちに向かってくるそうです。

しばらくして青木さん、ちゅーさんと合流。適当に近くにあった居酒屋「天狗」に入店。30分くらいしてゲドさんも合流。

特にちゅーさんは1年以上休止してたこともあり、豆千代さんやゲドさんとはほとんど面識がありません。青木さんも豆千代さんとは初めてかな。にも関わらず、信onという共通の話題があるので、話の盛り上がりには事欠きませんでしたねぇ。

色んなお話が聞けて、たいへんたのしゅーございました。

※どうでもいい話ですが、この日の会計、時間が少なかったこともあり12,560円という金額だったんですね。そして飲んでる人間が5人なのに、何を狂ったのか、清水は「じゃ1人2,000円ね」っていう仕切りをしてしまい、残りをちゅーさんと青木さんがかぶる結果になりました(560円は清水が出したよ!フン!)。ホントにすみませんでした。とほほ。ちなみに気が付いたのは、帰りの新幹線の中。

そして、恒例の悪癖となりつつある「清水への献上品」。ホントにこの制度はなんとかしないとダメだと思いますよ・・・。

ちゅーさんと青木さんから

こんなんとか(カルが「東京バナナはイヤー!」って言ってたのにかこつけて)

こんなんとか(1個食べたけど、バカうま!)

こんなんとか(何故か「京都・北山」のメーカー。北山といえば、昔、清水が住んでたトコのすぐそばです。)

そして、サンタさんからは

こんなんとか(あやきのマニア好みを察してくれて。。。)

をいただきました。ホントにホントにありがとうございます!

ちなみに清水からは「タコカレー」とおまんじゅう(ゲドさんは突然だったのでまんじゅうのみ)でした。ついでに、豆さんに大量のティッシュをあげようと思って鞄に詰め込んでたのに、渡すの忘れて持って帰ってきてしまった清水は大ボケでございます。

ちゅーさん、青木さん、今回の企画、ありがとうございます。

リアル豆さんとゲドさん、初めてお会いしたにも関わらず、飲み会参加、ありがとうございます!豆さんは信onとキャラ近いっぽいけど、すごく穏やかなしゃべり方をするなあってのが印象的でした。ゲドさんは、緊張してたのか、最初の硬直状態が大変おもしろーございました。

これにこりず、また遊んでやってくださいまし。

まぁ、くそ長かったけど、そんなとこ。

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